Sunday, 12 November 2006

遺書を書く姿を思い描いたら、
喉の奥から笑いが洩れた。

死ねば世界は消える。
残るものはない。
消えることは、世界と僕、お互い承知の選択だ。
これから消えるものに宛てて手紙を書く姿は、死ぬ自分に宛てた手紙を書くようなもので、考えるほどに滑稽だ。

そもそも、言葉を残したい人など居ないだろう。伝えるものがあるなら、その返事までは思いとどまれるだろう。だから、決まったときには、遺す言葉など在るはずもないのだ。

何故そんな場面が浮かんだのか考えると、また可笑しくなって、ひとりで笑った。

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